日本のしきたり豆知識一覧
日本のしきたり9月29日
中秋の名月
十五夜は別名、中秋の名月とも呼ばれる。
秋期である旧暦7,8,9月の真ん中に当たる8月の月ということで、「中秋の」といわれるようになった。
この日の月を鑑賞する風習は中国から伝わり、奈良・平安時代は貴族たちが「月見の宴」を催して、和歌を詠んだり管弦を演奏するなどした。
江戸時代に入ると、庶民の間にも月を眺めながら五穀豊穣を祝う行事が広まった。この時季に収穫感謝祭……
日本のしきたり9月27日
社日しゃにち(秋社日)
秋分の日に最も近い戌の日こと。
春の社日の春社日に対して、秋は秋社日ともいう。
収穫の節目とされる日で、農業の神である土地の守護神を参拝し、餅や収穫物を供えてお礼をする。
春社に降りてきた神様は、この日に帰る。
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『葬儀の意義』②~会者定離は永遠の真理~
〇葬儀とは?
一般に「葬儀」といわれている言葉は、葬送儀礼を略したものです。
つまり、故人への尽きない惜別をともないながら、彼岸(永遠の世界)へ見送るための、人生上もっとも重要とされているセレモニーです。
仏教の始祖、お釈迦様の葬儀は、古代インドの理想の王といわれた転輪聖王てんりんじょうおうの凱旋のごとくであったとされています。
それはお釈迦様の遺言に基づいて執り行われたも……
9月23日日本のしきたり
秋分の日
春分の日と同じく昼夜の長さがほぼ等しくなる日。
太陽が真東から昇り、真西に沈むのも同様で、この世とあの世が最も近づくとされる。
「先祖を敬い、亡くなった人々を偲び日」として祝日に制定されており、この日を境に夜が少しずつ長くなる。
明治時代、宮中ではこの日に歴代天皇の霊を祀っていた。
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9月20日日本のしきたり
彼岸入り
秋分の日を中心にした前後3日間、合計7日間が秋の彼岸であり、最初の日を彼岸の入りという。春の彼岸同様に先祖の供養をし、
おはぎが食され、寺院では彼岸会が行われる。
この時期に咲くことから「彼岸花」ともいわれるのは、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。その美しさと血のような赤色から、
墓のそばに植えられたという。それゆえか「死人花(しにびとばな)」「地獄花(じごくばな)」な……
日本のしきたり9月16日
9月16日鏑流馬神事(神奈川県・鶴岡八幡宮)
神奈川県鎌倉の鶴岡八幡宮の祭り。鏑流馬とは疾走する馬から的に矢を射る伝統的な儀式で
各地の祭りで行われている。鶴岡八幡宮では1187年から行われているという、長さ255メートル
の馬場に3つの的が用意され、狩装束を着た射手が馬に乗り矢を放つ。
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日本のしきたり9月15日
日本のしきたり9月15日頃
「放生会ほうじょうえ」
殺生を戒めるため、捕獲した動物や魚を野や池などに放してやる仏教行事。
日本の神道にも取り入れられ、9月15日頃に各地の八幡宮でも行われている。
石清水八幡宮のものなどが有名です。
2023-09-15