• 24時間
    365日対応
  • 070-4407-1775
  • 長野県千曲市杭瀬下69-1
  • 合同会社ミヤハラのエックス
  • 合同会社ミヤハラの公式ライン

代表の豆知識

日本のしきたり

豆知識

2023年10月10日


『臨終と末期の水』②~危篤と臨終~

末期の水をとる

「末期の水」のとり方には、このようにしなければならないという厳しい決まりはありません。

ここでは、一般に行われている二つの例をあげておきましょう。

⒈茶碗に入れた水を新しい筆の穂先に含ませて、くちびるをうるおす。

⒉割り箸の先に脱脂綿を巻いて白糸でしばったものに水を含ませ、同じように用いる。

臨終を迎えた人には、すでに水を飲む力がないでしょうから、くちびるを湿らす程度にとどめるのが普通です。

「末期の水」は「死に水」とも呼ばれますが、地方によっては、水を注いだ茶碗に樒の葉を一枚浮かべ、

その葉でくちびるをうるおすこともあり、また、樒の枝葉を水で濡らして死者の全身に振りかけるところもあります。

また、同じような意味を持った儀式として、息を引き取った死者の枕元で鐘を打つ「臨終の鐘」を行うところもみられます。

 

末期の水をとる順序

医師によって臨終が告げられたら、枕元に居合わせた人は、もっとも血のつながりの濃い肉親から、

近親者、友人の順に「末期の水」をとります。

悲しんでも悲しみ尽きない、永遠の決別の訪れです。死の旅への出発に際し、深い思いやりをこめて最期の水を含ませましょう。

なお、肉親であっても、その場の事情が理解できない幼児などには行わせないのが普通です。