マナー豆知識一覧
香典の知識と包み方①
香典とは?
本来は「香奠」と書きました。「奠」とは、「すすめる」とか「供える」という意味ですから、
香を持参したり、香をたいて供えること、つまり仏に対する六種供養の一つでした。
六種供養とは、華(花)、塗香(香を供える)、焼香(香をたく)、水、飯食ばんじき、灯明のことです。
今日では、香をはじめとする一切を喪家側でととのえるため、香典(香の代金)として現金をつつむようになっ……
数珠の知識と扱い方②
数珠の正しい扱い方
仏に対して合掌するときには、数珠を掛けるのが正式とされています。
通夜や葬儀・告別式などの仏事に参列する際には、必ず持参したいものです。一般的には、片手略式の短い数珠でよく、
宗派別にかかわりなく、共通して用いることができます。
合掌の際には、両手の親指と人差し指の間に掛け、親指で軽く押さえるようにします。
長い二連数珠の場合には、宗派によって扱い……
数珠の知識と扱い方①
数珠の起こりは?
数珠は、仏を礼拝するときに用いますが、本来は、念仏を唱えるときに、その回数を数えるためのものでした。
文字通り、「数える珠」で「念珠」ともいいます。
数珠の数が百八個を基本とするところから、数珠には人間が持つ百八つの煩悩をこすり合わせることによって消す力生ずるとか、
仏教には百八つの厳しい修業があることを示したものであるという説がありますが、どちらも俗説と……
焼香の作法と宗派別にみる焼香②
宗派によって異なる焼香の作法
各宗派には、焼香にも独自の作法があります。
一般の弔問や会葬の場合は、その場での作法にしたがえばよいのですが、仏壇に向かう毎日のおつとめのときなどは、
自家の宗派の作法によって焼香したいものです。
●浄土真宗本願寺派
焼香の回数は一回、線香は一本を二つに折って火をともし、横に寝かせて香炉に入れます。
●真宗大谷派
焼香は二回で……
焼香の作法と宗派別にみる焼香①
焼香とは?
葬儀や法事など、仏事の席で行う「焼香」は、お釈迦さまの昔から伝えられている一種の儀式といわれています。
この焼香の香りは、仏に捧げる食事とも、また、衆生への差別ない仏の慈悲をたたえるものともいわれます。
いずれにしても、焼香は、僧侶、遺族、参列者全員が仏前で行うことによって、
仏に対する敬虔けいけんな心をあらわす大切な行為であることに変わりはありません。
……
『危篤の知らせ方』②~危篤と臨終
危篤を知らせるときの注意点
緊急の場合ですから、電話をかけましょう。
朝や深夜でも差しつかえありません。また、相手が目上の人でも、儀礼的なあいさつをする必要はなく、
「夜分遅くお騒がせいたしますが・・・」と一言おわびをしてから、要件に入ればよいでしょう。
なによりも、手短に、要点を正確に伝えることが大切です。
⒈自分の姓名を名のり、本人との関係を述べる。
⒉現状……
『危篤の知らせ方』①~危篤と臨終
今回の「代表の豆知識」は万が一に備えての心構えや対応、注意点などを投稿します。
最初は、「危篤の知らせ方」について、そして、亡くなってから葬儀までのことになります。
ご覧いただく中で、直接聞きたいことや心配ごと、ご質問などあればお気軽にお問合せ下さい!
「直系の血族には必ず知らせる」
危篤に際しては、本人と直系の血族の関係にある人に、まず知らせましょう。……
お彼岸の供養について・・・【お彼岸とは?⑤】
【お彼岸とは?⑤】
お墓参りの作法
家族そろってのお墓参り、両親が先祖の墓に合掌する姿は間違いなく子供たちの印象に強く残ることでしょう。
その時には墓参りの意味が理解できなくても、そうした行為の積み重ねが、いつの日か必ず子どもの人生にプラスとなるはずです。
〇お墓に持参するもの
墓前に供える線香、ロウソク、花、などのほかマッチ(ライター)、清掃用のほうき、たわし、水桶、杓……