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日本のしきたり豆知識一覧


仏壇と日常生活~仏壇の選び方①~

仏壇の種類 仏壇は、「金仏壇」と「唐木仏壇」の二種類が古くから主流をなしてきました。 この二種類を基本として、台付き型や上置き型といった住居構造に合わせたものがつくられるようになり、 さらにさまざまな大きさの仏壇が現在市販されています。 ●金仏壇 木地に漆を塗り、金箔を張りつめてあるので、この名が付けられたものです。材質は主として、ヒノキ、スギ、ケヤキなどで、 ……

仏壇と日常生活~仏壇はいつ求めたらよいか②~

平時こそ必要な仏壇 法事を営むことがないのだから、仏壇は必要ないというのでは、仏壇に対する認識が浅く、日常生活への姿勢も消極的すぎます。 仏教では一日一日を大切に生きることを教えています。仏教の言葉では「平生業成へいぜいごうじょう」といいますが、 人生は毎日の積み重ねによって成り立ち、その人の一生の価値が決まるというものです。つまり「日常」を重視します。 一般にいう吉も凶も……

仏壇と日常生活~仏壇はいつ求めたらよいか①~

葬儀とは関係のない仏壇の購入 先祖代々の墓を守り、仏壇を中心にした生活をつづけてきた地方の本家などは別として、 都市部でのマンション住まいや分譲住宅を入手したような一般家庭では、仏壇がない家のほうが多いようです。 また、それを当然のように思っている人が少なくないのも事実です。 その理由は、仏壇を求めて家に安置するのは、葬式を出した家のすること、というのが常識のようになってい……

仏壇と日常生活~仏壇とは何か②~

仏壇のある生活 仏壇は、単に仏事を営むときに必要な小道具ではありません。 先祖を中心とした暮らしをおくるために、また、充実した精神生活の中核としても必要なのです。 仏壇を中心とした家庭生活では、家族の全員がそろって毎日礼拝することが理想的ですが、社会全般が多様化した今日ではきわめてむずかしいことといってよいでしょう。 朝の一刻にしても、父親と母親はもちろんのこと、子どもたち……

仏壇と日常生活~仏壇とは何か①~

仏壇の起こり 一般家庭に仏壇を祀ることをすすめたのは天武天皇で、聖徳太子の没後六十年、 詔をもって「諸国家毎に仏舎を作り、仏像および経を置き、礼拝供養せよ」といわれたことが『日本書紀』に見られます。 この詔によって、どの程度仏壇が普及したかははっきりしませんが、この時期の古文書にあらわれる「土壇」がそれに当たるところから、 当初は現在のような木造りの立派なものではなく、土を……

法事を営む~塔婆供養②~

塔婆供養は事前に申し出ておく 板塔婆の表には、経文や題目、戒名など、裏には起塔の年月日、施主の名が書かれます。 この文字は僧侶が一枚一枚書かれるものですから、塔婆供養を行いたい場合は、あらかじめお願いしておかなければなりません。 法事の当日に申し出ても間に合いませんから注意してください。 塔婆供養をするのは、法事の施主にかぎりません。兄弟をはじめ、法事に参列する故人の縁故者……

法事を営む~塔婆供養①~

年忌法要には卒塔婆を建てる 浄土真宗を除くほとんどの宗派では、法事の際に、菩提寺の僧侶に書いていただいた卒塔婆(板塔婆)を仏前に立て、次いで墓に移して建てます。 これを「塔婆供養」といいますが、仏に対する供養によって、その功徳を回向するためです。 卒塔婆は、お釈迦さまの遺骨(舎利)を埋めて聖地のしるしとしたのが原型であるとせれています。のちには三重塔や五重塔へと変化しましたが、 ……

法事を営む~お斎の席での作法③~

返礼品をくばる 返礼品は、お斎が終わりに近づいたころを見計らって出しますが、接待係が一つずつ、膳の前に置いていくか、 各人に直接手渡します。盆などに積み上げたまま、順番に配っていくのは作法に反しますから注意してください。 参列者のほうも、返礼品が出されたことによって、お斎がそろそろ終わることを理解し、それ以上のお酒などはひかえましょう。 お斎は僧侶の合掌一礼で終わります。施……

法事を営む~お斎の席での作法②~

食事の作法は僧侶にしたがう 宗派によっては、食前食後の御文章を唱えることがあります。 その場合は合掌して拝聴するようにします。単に「頂戴いたします」「御馳走さまでした」と合掌されたときも、参列者もそれにならって合掌しましょう。 ただ漫然とお斎にはいり、また終わることがないように、僧侶がそれとなく支持してくれるわけですから、すべてそれにしたがうことです。 しかし、食事に入った……

法事を営む~お斎の席での作法①~

お斎の席の正客は僧侶 自宅で法事を営んだ場合は、故人の遺影が飾ってある仏間でお斎をとるのが望ましく、一同そろって会食することで供養にもなります。 この席での正客は僧侶ですから、必ず仏壇の前、つまりその部屋の正面に座っていただくことが大切です。おもてなしをする意味で、 施主は僧侶の隣に席をとりますが、家族は下座に座るのが礼儀です。参列者は故人と親しかった友人から年齢の順に座ればよい……