代表の豆知識
2025年3月26日
仏壇と日常生活~宗派別ご本尊と仏具の飾り方⑥~臨済宗
●臨済宗のご本尊
ご本尊は、釈迦如来です。脇侍として、右に開祖の無相大師、左には花園法皇の絵像を配します(妙心寺派)が、
達磨大師や観世音菩薩を安置する派もありますから、脇侍については菩提寺の僧侶に相談するとよいでしょう。
花園法皇は、乱世を救済するには仏法しかないと悟られ、無相大師を招かれた方です。
●位牌と仏具の飾り方
位牌は、上段の左右か、中段の左右に安置します。スペースによってどちらにしても差しつかえありません。
仏具は、まず上段のご本尊の前に玉香炉を置きましょう。中段には中央に打敷を敷き、仏飯器と一対の茶湯器を供えます。
その左右には高坏を置いて、菓子やくだものをお供えします。下段の中央には香炉、左右に燭台と花立ての五具足を配します。
経机があれば右側に鈴を置きますが、下段の右側でもよいでしょう。
年忌法要などを営む際には、最下段に霊供膳を供えます。また、木魚一式を備えておけば申し分ありません。
●略式の仏壇
脇侍の絵像は、本山でお受けしますが、一般家庭では中央に釈迦如来、左右に無相大師と花園法皇を配した「三尊仏御尊像」の
絵像を掲げるのもよいでしょう。上段に安置する場合は、ご本尊(あるいは三尊像)と同じ高さにならないように注意することが大切です。
中段の中央には、右に仏飯器、左に茶湯器、その左右に一対の高坏を置いて供物を供えます。
下段は、右から燭台、香炉、花立ての三具足を配し、右側に鈴を置きます。
臨済宗は、曹洞宗と同じように、座禅を宗旨とする宗派です。仏具のいかんにかかわらず、まず端座合掌することが第一です。
次回・・・仏壇と日常生活~宗派別ご本尊と仏具の飾り方⑦~天台宗
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