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日本のしきたり豆知識一覧


忌服中と忌明けの心得~形見分け③~

形見分けの申し出は快く受ける 遺族から故人の形見分けの申し出があるのは、生前に親しくしてただいた感謝の気持ちからです。特に不都合のことがないかぎり、 喜んでいただくようにします。その際には、「思い出の品として大切に使わせていただきます」と、丁寧にお礼を述べましょう。 また、「これを」と贈られたら、素直に受け取るのが礼儀です。ほかの人のものと見比べたり、別の品を望んだりしてはいけま……

忌服中と忌明けの心得~形見分け②~

相手の立場になって贈る 「形見分け」をする相手は、故人の兄弟姉妹や特に親しかった友人など、ごく限られた人ですが、前もって受け取ってもらえるかどうか、 つまり、ありがた迷惑にならないかを十分に考えることが必要です。贈られた遺品を使用しないままに、文字どおり死蔵されたのでは、 双方にとっても心苦しいからです。 贈る相手に喜ばれるには、何種類かを出しておき、選んでいただくのもよい……

忌服中と忌明けの心得~形見分け①~

「形見分け」とは? 「形見分け」というのは、故人が生前に愛用していた持ち物を、記念として故人と縁故が深かった人たちに贈る習わしのことです。 しかし、故人と親しかったとはいえ、目上の方に形見分けを申し出ることは、よほど注意しなければいけません。故人が日常生活で使用していたものであり、 かえって失礼になることがあるからです。 本来は、死者の霊魂がこもると考えられていた衣類に限っ……

人日の節句(七草)~七草粥を食べて無病息災を祈る~

五節句のひとつ、正月の行事を終わらせる日、人日の節句。七草粥で若菜の生命を取り入れて、通常の生活に戻っていきます。 正月で疲れた胃腸が七草の効果で健康になる 正月七日の朝に七草粥を食べて、無病息災を祈るとされる人日の節句。人日は、人を占う日という意味で、重要な節句でした。 七草粥はもともと、中国で官吏昇進が決まる一月七日に、薬草の若菜を食べて立身出世を願ったのが起源といわれていま……

一年の最終日『大晦日』について

「大晦日」 各月の最後の日を「晦日」といい、一年の最終日の十二月三十一日は「大晦日」と呼ばれる。 この日から元日の朝まで、年取り膳などを食べる年越しの行事を行い、年を超える境目が除夜である。 これは旧年の災いを除くという意味をもつ。前年の罪を消滅させるために、除夜の鐘が百八つ鳴らされる。 年越しに食す年越しそばには、「そばは細く長く伸びるので寿命を延ばす」「そばは切れやすい……

人生の節目『七五三』

七五三のお祝いは、11月15日頃に神社を参拝する。お祓いしてもらい、成長に感謝する。 女の子は3歳と7歳、男の子は5歳(3歳にも祝うことがある)に神社へお参りする行事。七五三のお祝い方は様々だが、 神社にお参りに行って神主さんにお祓いをしてもらい、境内などで記念撮影をするのが最近の一般的な祝い方である。 神社の帰りに家族で外食を楽しんだり、子どもの友だちたちとパーティーを開く人も……

香典の知識と包み方②

表書きの書き方 水引より上に「御香典」「御霊前」あるいは「御香料」と書き、下の中央に姓名を書くのが一般的ですが、 筆を使い、薄墨にするのが作法になっています。 また、故人が目上目下にかかわらず、必ず楷書でていねいに書きましょう。裏側には金額と住所を記入します。 市販品では、中包みにも金額と姓名を書きこむ枠が印刷されていますが、これは世話役が整理にあたる際にわかりやすいように……

『臨終と末期の水』②~危篤と臨終~

末期の水をとる 「末期の水」のとり方には、このようにしなければならないという厳しい決まりはありません。 ここでは、一般に行われている二つの例をあげておきましょう。 ⒈茶碗に入れた水を新しい筆の穂先に含ませて、くちびるをうるおす。 ⒉割り箸の先に脱脂綿を巻いて白糸でしばったものに水を含ませ、同じように用いる。 臨終を迎えた人には、すでに水を飲む力がないでしょうから、くち……

『臨終と末期の水』①~危篤と臨終~

「末期の水まつごのみず」というしきたりは? 「ご臨終です」と医師に告げられた時、あるいは死亡直後に、死者の口に含ませる水を「末期の水」といいます。 このしきたりは、お釈迦様が入滅の前に水を求めたという故事による仏事の儀式とされていますが、 死者となる肉親の魂を呼びとめ、蘇生させたいと願う呪術的な民間習俗の名残であるとする説もあります。 いずれにしても、いま生命が燃え尽きよう……

日本のしきたり9月29日

中秋の名月 十五夜は別名、中秋の名月とも呼ばれる。 秋期である旧暦7,8,9月の真ん中に当たる8月の月ということで、「中秋の」といわれるようになった。 この日の月を鑑賞する風習は中国から伝わり、奈良・平安時代は貴族たちが「月見の宴」を催して、和歌を詠んだり管弦を演奏するなどした。 江戸時代に入ると、庶民の間にも月を眺めながら五穀豊穣を祝う行事が広まった。この時季に収穫感謝祭……