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日本のしきたり豆知識一覧


法事の準備~お斎と返礼品を用意する③

返礼品を選ぶポイント お斎の席で参列者に贈る返礼品は、一世帯に一個あてとして用意します。品選びには、次の点に留意するとよいでしょう。 ⒈持帰るのに楽なもので、あまり重いものやかさばるものは避ける。 ⒉いくらあっても困らない生活必需品。嗜好品しこうひんの場合は一般的なものを選ぶ。 ⒊法事の席にふさわしくないあまり華美な品は避ける。また、魚肉の缶詰なども好ましくない。 デ……

法事の準備~お斎と返礼品を用意する②~

お斎の料理 法事のお斎は、精進料理(肉食を避けた採食料理)というのが本来のたてまえですが、実際にはほとんどこだわらなくなりました。 仏壇に供える御霊膳(真宗では供えない)が精進物ぐらいで、施主が特に希望しないかぎり、精進料理が出されることはありません。 ただし、仕出し屋あるいは料亭に予約注文する際には、参列者の人数と一人あたりの予算を伝えるだけではなく、法事のお斎であることを必ず……

法事の準備~お斎と返礼品を用意する①~

お斎とは 法事に参列していただいた方へ感謝の気持ちをこめてお出しするのがお斎(会食)です。 遠方から出向いてくれた人、多忙な時期をさいて集まってくれた人も多いことでしょう。墓参りをしたのちに一同そろって故人をしのびながら和気あいあいと過ごすこの一刻は意義深いものです。 「斎」という字には、身を清くするという意味があり、午前中に食事をとり、以後は食事をしないことを戒とする僧侶の食事……

法事の準備~法事の会場④~

法要に招く人は? まず、お経をあげていただく菩提寺の僧侶ですが、葬儀の際に導師と脇導師にきていただいた場合でも、法事のときは導師一人でもよいことになっています。 ただし、法要の規模によっては、二~三人の僧侶を招かなければならない場合がありますから、そのときは前もって菩提寺にお願いしておきましょう。 都市部では、近くの寺院にお世話になっていることが多いものですが、その場合も菩提寺の……

法事の準備~法事の会場③~

自宅で営む場合の会場づくり 法事を自宅で営む場合には、まず家の内外を清掃し、飾り物や祝い額など、派手なインテリアを人目につかない所に移してから、 仏壇のお飾りの準備にかかります。 その部屋が二間つづきであれば申し分なく、仏壇が移動の可能な小型のものであれば、部屋の一番奥の正面に安置します。 一間の場合は出入口に近いところは避け、参列者が礼拝しやすい位置に移しましょう。 ……

法事の準備~法事の会場②~

寺院で法事を営む場合は? 菩提寺で営むとなれば、法事の依頼に出向いたときに、供物その他について相談するだけでよく、寺院側の指示にしたがえばよいでしょう。 施主側が伝えることは、誰の何回忌の法要か、依頼したい日時、予定される参列者の人数、卒塔婆の依頼などです。 当日お寺へ持参するものは、供養する故人の位牌、お布施、供物料、卒塔婆料です。 法要が終わると、一同そろって墓参りをし……

法事の準備~法事の会場①~

都市部に多い寺院での法事 都市部やその周辺の家庭では、法事は寺院の本堂で営むという傾向が強く、自宅で行うとなると、 スペースに余裕のある家にかぎられます。関西や地方では、自宅での法事が比較的多いのも、 昔から自宅で仏事を行うということを念頭に入れた間取りで建てられた家が多いという住宅事情によるものと考えられます。 いずれにせよ、法事をどこで営むかは、次の点を前提にして決める……

法事の準備~施主と日取りを決める③~

法事に必要な費用 菩提寺の僧侶に読経を依頼し、近親者や故人の友人など参列者を招いて法事を営むとなると、 主な経費だけでも、次のようなものがあります。 ⒈僧侶へのお布施 ⒉お斎(会食)の料理 ⒊返礼品(記念品) ⒋仏前への供物 ⒌会場使用料 そのほか、交通費や心づけなども必要になる場合もあるでしょう。 法事の規模とそれにともなう費用は、何人の参列……

法事の準備~施主と日取りを決める②~

僧侶には一か月前に連絡する 年忌法要は、故人の祥月命日に営むのが理想的ですが、参列者の都合を考えて日曜日とか祝日といった休日を選ぶことが多くなりました。 日取りと時間が内定したら、すぐに菩提寺の僧侶に連絡することが大切です。菩提寺のほうでも年忌がわかっていますから、 よほどのことがないかぎりその日をあけてくれるでしょうが、僧侶も多忙な毎日ですから、おそくとも一か月くらい前にはお願……

法事の準備~施主と日取りを決める①~

誰が施主のなったらよいか 法事を営むには、まず施主を決めなければなりません。施主は日取りから会場選択、僧侶のお迎え、 開催に先立ってあいさつを行うなど、文字どおり法事の主催者となるわけですから、適任者を選ぶ必要があります。 一般的には、葬儀の際に喪主をつとめた人が施主になりますが、年齢的に若いために親族代表が後見人になった場合は、 法事の施主が変わることもあります。 ……