マナー豆知識一覧
法事を営む~法事のお布施③~
仏具の奉納というお布施もある
故人の十三回忌を迎えたことを機に、これまでお世話になったお寺に、法事のお布施とは別に何か記念に残るものを奉納したいという人も少なくありません。
これも財施の一つで法事の功徳になることです。たとえば、打敷や三具足、五具足、角香炉、前机などといった仏具です。
これらの品を寄進すると、供養する故人の戒名・法名や施主の名が刻みこまれますから、菩提寺と子孫との……
法事を営む~法事のお布施②~
『御車料』と『御膳料』
自宅で法事を営むときに車で送り迎えした場合は「御車料」は不要ですが、遠方から自宅に迎えたり、
お斎のあとに車でお帰りいただくような場合は、御布施とは別に「御車料」を包まなければいけません。金額は距離によって異なります。
たとえば、旅費として考えなければならないケースもあるでしょうし、タクシー代程度のこともあるわけですが、通常の金額にプラスαを加えた金額を目……
法事を営む~法事のお布施①~
お布施にはいくら包んだらよいか
僧侶から仏の徳をたたえる読経、つまり「法施」をいただき、施主からはお礼として「財施」を差しあげる、
これが寺院と在家の基本的な関係であり、法事の功徳をもたらすものです。
法事のお布施は、財施として形にあらわすことはできますが、いくらという金額ではっきり示すことはできません。
いくら差しあげても差しあげすぎるということはなく、また、少ないと思わ……
法事を営む~お斎の席での作法③~
返礼品をくばる
返礼品は、お斎が終わりに近づいたころを見計らって出しますが、接待係が一つずつ、膳の前に置いていくか、
各人に直接手渡します。盆などに積み上げたまま、順番に配っていくのは作法に反しますから注意してください。
参列者のほうも、返礼品が出されたことによって、お斎がそろそろ終わることを理解し、それ以上のお酒などはひかえましょう。
お斎は僧侶の合掌一礼で終わります。施……
法事を営む~お斎の席での作法②~
食事の作法は僧侶にしたがう
宗派によっては、食前食後の御文章を唱えることがあります。
その場合は合掌して拝聴するようにします。単に「頂戴いたします」「御馳走さまでした」と合掌されたときも、参列者もそれにならって合掌しましょう。
ただ漫然とお斎にはいり、また終わることがないように、僧侶がそれとなく支持してくれるわけですから、すべてそれにしたがうことです。
しかし、食事に入った……
法事を営む~お斎の席での作法①~
お斎の席の正客は僧侶
自宅で法事を営んだ場合は、故人の遺影が飾ってある仏間でお斎をとるのが望ましく、一同そろって会食することで供養にもなります。
この席での正客は僧侶ですから、必ず仏壇の前、つまりその部屋の正面に座っていただくことが大切です。おもてなしをする意味で、
施主は僧侶の隣に席をとりますが、家族は下座に座るのが礼儀です。参列者は故人と親しかった友人から年齢の順に座ればよい……
法事を営む~寺院で営む法事④~
施主は早めに出向いてあいさつをすませる
施主は、参列者よりも早めに寺院に到着して、僧侶へのあいさつをすませておきましょう。
もし、問い合わせておきたいことがあれば、このときにたずねておくことです。
予定の時刻になると、本堂に案内されますから、着席して僧侶の入堂をしずかに待ちます。
読経にはじまり、焼香、法話の順ですすむことは、自宅で営む場合とまったく同じです。法事が終了した……
法事を営む~寺院で営む法事③~
施主は当日のスケジュールを組んでおく
自宅以外の場所で法事を営んだり、お斎の席を設ける場合、施主はその所要時間をできるだけ細かく計算して、
しっかりしたスケジュールを組みたいものです。法事を開始する時間が早いと、遠方から参列する人が困りますし、
遅すぎるとお斎を終えて帰るときには夜になってしまうことになります。
そこで、次のように所要時間を計算してみます。まず、参列者が寺院……
法事を営む~寺院で営む法事②~
寺院へ持参するものは?
法事の会場へは、いろいろと持参するものがありますから、あらかじめ準備しておきましょう。
故人の位牌、供物、数珠、墓参りのときに供える線香、ロウソク、マッチ、花、供物、参列者への返礼品、
僧侶へのお布施、卒塔婆料、心づけなどです。
寺院の内陣に飾る供え物は、寺院側に依頼しておけば用意してくれますが、その場合には施主が実費を支払うことになります。
……
法事を営む~寺院で営む法事①~
仏壇のお飾りをしてから出向く
菩提寺あるいは葬儀の際にお世話になった寺院の本堂で法事を営むというケースは、都市部に多いといってよいでしょう。
お寺で法事をするからといって、家の仏壇をそのままにして出かけるわけにはいきません。前日にきれいに清掃し、
当日の朝には仏飯や花、故人の好物などを供え、灯明を灯してから線香をあげます。ただし、留守を守る人がいない場合は、
礼拝がすんだら……
