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豆知識

2025年1月10日


仏壇と日常生活~宗派別ご本尊と仏具の飾り方①~浄土真宗本願寺派

●浄土真宗本願寺派のご本尊

ご本尊は、阿弥陀如来の立像ですが、一般家庭では絵像を祀ることが多いものです。

脇掛は、向かって右に「帰命尽十方無碍光如来」の十字名号、左に「南不可思議光如来」の九字名号を掛けます。

しかし、名号の代わりに、宗祖親鸞聖人、左に本願寺派を世に広めた蓮如上人の絵像を掛けることもあります。

阿弥陀如来という仏の名前は「無量寿」「無量光」の存在であるということです。「寿」は生命、「光」は知恵をあらわし、

ともに計りしれない生命であり、知恵という意味です。

ご本尊は、阿弥陀如来の絵像の代わりに、「南無阿弥陀仏」の六字名号を用いてもよいことになってます。

●お飾りと仏具の飾り方

自宅での法事のときには、上卓に四具足、前卓に五具足を飾り、供笥にお餅や菓子などを供えるのが正式ですが、

上卓の仏具を省略することが比較的多いようです。お供物が多い場合は、小机に白布を掛けて、その上に供えればよいでしょう。

鈴は、右手前に置きます。

仏事を営む日以外は、どの宗派も打敷は用いず、前卓に三具足を飾って朝夕のおつとめをするのがふつうです。

なお、「和讃箱」は親鸞聖人の言葉、「御文箱」は蓮如上人の言葉を納めた箱で、僧侶に拝読してもらうために置かれます。

次回は・・・仏壇と日常生活~宗派別ご本尊と仏具の飾り方②~浄土真宗大谷派