代表の豆知識
2024年6月22日
法事を営む~法事のお布施③~
仏具の奉納というお布施もある
故人の十三回忌を迎えたことを機に、これまでお世話になったお寺に、法事のお布施とは別に何か記念に残るものを奉納したいという人も少なくありません。
これも財施の一つで法事の功徳になることです。たとえば、打敷や三具足、五具足、角香炉、前机などといった仏具です。
これらの品を寄進すると、供養する故人の戒名・法名や施主の名が刻みこまれますから、菩提寺と子孫とのつながりのためにもたいへん意義深いことといってよいでしょう。
仏具はそれぞれ高価なものですし、宗派によってそれぞれにわずかな違いがありますから、まず、仏具屋さんに相談してみることです。
また、いくら高価で立派な仏具であっても、寺院側で必要としないものや、すでに備えられているものを寄進しても無意味で、せっかくの財施を生かすことができませんから、
事前に申し出ることが大切です。寄進できる上限の金額をはっきり伝えれば、寺院のほうでも必要な品を伝えてくれるはずです。
なお、具体的な例を知って参考にすることもよいでしょう。それには菩提寺に詳しい檀家総代などに相談してみることです。
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