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2024年5月31日


法事を営む~お斎の席での作法①~

お斎の席の正客は僧侶

自宅で法事を営んだ場合は、故人の遺影が飾ってある仏間でお斎をとるのが望ましく、一同そろって会食することで供養にもなります。

この席での正客は僧侶ですから、必ず仏壇の前、つまりその部屋の正面に座っていただくことが大切です。おもてなしをする意味で、

施主は僧侶の隣に席をとりますが、家族は下座に座るのが礼儀です。参列者は故人と親しかった友人から年齢の順に座ればよいでしょう。

したがって椀物などを出すときは、必ず上座の僧侶から差し上げるのが作法です。

お斎は法事に参列していただいたかたへ、施主が感謝の意を込めて設けるものですから、家族はあくまでももてなしの気持ちを忘れず、万事に心をくばりましょう。

次回・・・法事を営む~お斎の席での作法②~