代表の豆知識
2024年7月4日
法事を営む~塔婆供養①~
年忌法要には卒塔婆を建てる
浄土真宗を除くほとんどの宗派では、法事の際に、菩提寺の僧侶に書いていただいた卒塔婆(板塔婆)を仏前に立て、次いで墓に移して建てます。
これを「塔婆供養」といいますが、仏に対する供養によって、その功徳を回向するためです。
卒塔婆は、お釈迦さまの遺骨(舎利)を埋めて聖地のしるしとしたのが原型であるとせれています。のちには三重塔や五重塔へと変化しましたが、
その塔を模したものが、塔婆供養として用いられている板塔婆です。板塔婆の形をよくみると、上から円、半円、三角、円、方の五つに分かれていますが、
これは五輪塔を型どったもので、宇宙をあらわす「空・風・火・水・地」をシンボル化したものです。また、卒塔婆の表に書かれている梵字も同様です。
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