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2024年6月8日


法事を営む~法事のお布施①~

お布施にはいくら包んだらよいか

僧侶から仏の徳をたたえる読経、つまり「法施」をいただき、施主からはお礼として「財施」を差しあげる、

これが寺院と在家の基本的な関係であり、法事の功徳をもたらすものです。

法事のお布施は、財施として形にあらわすことはできますが、いくらという金額ではっきり示すことはできません。

いくら差しあげても差しあげすぎるということはなく、また、少ないと思われる額でもやむを得ないのです。

つまり、その人にとって精一杯の額で、ということを前提に考えればよい性格のものなのです。といっても、

はじめての法事であり、寺院とのおつき合いがほとんどないという人のために、あくまでも参考までに記してみますと、

年忌法要に一人の僧侶にお経をあげていただいたときのお布施の額は、三万円から五万円というのが標準です。

これは自宅で法事を営んだ場合で、寺院で営むとなれば、法事で営む本堂とは別に一室を借りることになりますし、

お茶やお菓子など寺院側の接待に対する謝礼も含める必要があります。

次回・・・法事を営む~法事のお布施②~